先輩王子のちょっと危険な甘い罠
「ごめんなさい…」


ん?声が近い


私は顔を上げた


「ったく…意地っ張りな女だな」


先輩が目の前に立っている


「あ…あの…」


「ホラ、行くぞ…」


スタスタと切符売場に向かう先輩


私は急いでついていった


いつからいたの?


急に胸がドキドキする


なんかデートみたい





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