王子様とお姫様の秘密の決断
夕食をすませた私は、約半年間使わせて貰った部屋から外を眺めていた。

門灯の灯りが辺りを照らしている。

窓を開けたら、まだ冬の風が吹き込んで来て、直ぐに窓を閉めた。

カーテンを閉めようとして、誰かがチャイムを押そうとしているのが見えた。

向こうも私に気がつき、手を振る。

慌てて、部屋を出て玄関へ向かった。
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