王子様とお姫様の秘密の決断
「どうしたの?元気ないわよ」

心配してか、不安そうな顔をされてしまった。

「慣れない雪道歩いて来たので、少し疲れちゃって…」

「さぁ、上がって直ぐに温かいココア入れてあげるから」

小百合さん私の好きな飲み物覚えてくれてるんだ…

「はい!」

少しの間でもみんなと一緒に暮らして来た家に、違和感を感じながらもリビングのソファーに座った。
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