明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

そして気づけば廊下を走り中庭への出口へと向かっていた。

先生はもしかしたら私を呼んでいたのかもしれない。

先生がただアタシを見ていたってそれだけでどうしてそんなこと思うのか。

きっとアタシはそれを理由に先生の側に行きたいって思ったのだろう。


急がなきゃ。

急ぐ?

どうして?

わからない。


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