明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。
--------------

昼休み、
いつものように準備室で過ごす。

ここが一番落ち着くな…。

そう思いながらノートを広げる。


ダメか。

今日は実験の日だからもうすぐ生徒がここにやってくる。

そう思うと同時にドアが開く。


ガラッ…。

そしてドアのところに立っていたのは…。

「雨霧?」

突然現れた彼女に思わず声が出る。

どうして。


「先生…」

彼女も確認するように俺を呼ぶ。


< 293 / 502 >

この作品をシェア

pagetop