明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。

視線を逸らすと太陽が沈みかけて教室が茜色から夜色に染まり始めていた。


いつから彼女はここにいたのだろう?


そう思ったとき彼女が言った。





「先生、
もしもう帰るんだったら一緒に駅まで帰りませんか?」













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