明日、高篠先生と一緒に笑って恋が始まる。
先生とアタシは準備室を出る。
「靴を履き替えたら正門のところで待ってて?
俺もこれを返したら行くから」
そう言って先生はアタシに準備室の鍵を見せる。
「はい」
先生の声がアタシの近くで聞こえる。
たったそれだけなのにすごく嬉しい。
帰りませんかって言った時断られると思った。
でも先生は承諾してくれた。
先生は面と向かって一緒に帰りませんかって言われて断れなかっただけなのかもしれない。