修羅と荊の道を行け
「あれ?お姉ちゃんは?」

「真央花!あんた友達の家じゃなかったの?」

服を直した咲耶がクローゼットからでてきた。

「友達が風邪ひいたから帰ってきた。さっきハルさんにお姉ちゃんの彼氏来てるから静かにしてって言われたけど、本当だったんだ」

妹は咲耶とはタイプは違うが可愛い子だ。

「こんばんわ、はじめまして、浪川千尋です」

「こんばんわ、五百蔵真央花です。いつからお姉ちゃんと付き合ってるんですか?」

「真央花、これから18禁のゲームやるから出ていきなさい」

「えー、私もやりたい」

「18禁だって言ってるでしょ」

「えっちぃ奴?」

「ホラーゲーム。怖くてトイレいけなくても知らないからね」

咲耶がテーブルにおいたのは、おどろおどろしい絵の描かれたゲームソフトだった。

「明日も学校なんでしょ。早く風呂入ってねな」
< 127 / 432 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop