修羅と荊の道を行け
「お姉ちゃんだって会社でしょ!」

「残念でした。仕事は休みです」

「そうなのか?」

「うん。でも会社には行くよ。色々しないといけないことあるから。定時にはいかないけど。お姉ちゃんのことよりあんたはさっさと寝な」

咲耶は妹を部屋から追い出すとごめんねと謝ってきた。

「可愛い妹じゃないか」

「生意気で困るよ。あ、これちょっとやっていい?」

咲耶はゲームをセットしながら聞いてきた。

「おう。なんか目力の強いパッケージだな」

パッケージを見ると、女の子が一人立っているだけなのに、女の子のこっちに向ける目がすごい。

「だからね、もうそのパッケージで売られてないの怖いからって、こどもが泣いちゃうって。これ15禁だよ。こどものいる家に置くなって話しだけど、仕方ないよね」

始まったゲームOPを見ながら話していると、

「っ…」
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