修羅と荊の道を行け
いつもそんな強盗みたいなことをしてるのだろうか?と考えていると

タオルこれ使ってねと渡され風呂に入れられた。

「あれ誰だ?」

「幼なじみ、あんなんでも華道の家元の三男坊」

あれが家元の兄弟?もっと落ち着いているイメージがあったが

「ホストみたいでしょ。でもあいつ目当てでお花習いにくるお弟子さん増えてるし、おじさんもおばさんも何も言わないみたい。ちなみに花屋でも働いてるよ」

人とは本当に見かけによらないものだ。

「後から知るよりは良いと思うから言うけど、元カレでもあるよ」


息が止まりそうになった。確かに後で誰かに教えられたりされるよりは良いと思うがショックはあった。

「引いた?」

「いや。オレにも彼女はいたし咲耶にもいたことあるって思ってたけど、こんな近いところにいるとは…」

思わなかった。

「今は本当の友達だよ。浪川くんとの背中押してくれたのは、あいつだし」
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