修羅と荊の道を行け
可愛い…。

「うんじゃあ」

「洗ってやる」

咲耶の手を引いて浴場に入った。

広い風呂。オレの実家の倍はある。しかも檜木風呂。一般家庭にある檜木風呂なんて初めて見た。

「すげぇ」

「父親の趣味だから…それ以外趣味ないから」

咲耶はボソボソと呟いていた。

「じゃあ浴槽に座れよ」

「うん」

洗面器なるものを探した。すぐに見つかったが、プラスチックの洗面器などではなく、時代劇とかで見る桶が置いてある。


それにお湯を貯めて、咲耶の足を浸す。

細い足首だな。オレの手が回るんじゃないのか?

石鹸を手につけて足を洗っていると変な気分になってきた。

なんかいたずらしてやりたい気分だ。
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