修羅と荊の道を行け

早く風呂入れと照れた咲耶に追い立てられて風呂に入った。

相変わらずでかい風呂ってのは気持ちが良い。足が伸ばせるって良いな。アパートの風呂も実家の風呂も足が伸ばせない。

将来作る家もこんな感じででかい風呂を作ろう。こどもも二人だけじゃなく４人ぐらいいても良いくらいの風呂が良い。

女の子ばかりだとこっちの肩身が狭くなりそうだから一人ぐらいは男が良いな。だが末っ子ではだめだ。絶対、咲耶の取り合いになる。

自分の母親が兄貴たちの世話にかまけてたって何とも思わなかったが、咲耶がこどもにかかりっきりになる、という想像をしただけで未来の息子にイラッとした。想像だけでもこんなだ実際いたら咲耶を取り合って喧嘩になって咲耶に大人気ないと叱られる想像が出来た。

だから息子は上の二人がある程度大きくなって、兄弟の面倒を見れる頃に作ろう。