心の扉!
「第4章心の変化・・・!」
ーー体育館ーー
バンバン、バスケボールの音がひびいている!
「ひどい!真剣にやるなんて!
蓮はてーぬいてくれた!」
「へーあの蓮がかー!」
「蓮は優しかったのっ。」
「なんだ・・・ただの下心か~。」
「ちっが~う!みんなに優しかったの!」
「ただの変態じゃん!」
「ちがうの。蓮は他の男子より大人なの!
デートのときなんか・・・」
私は、桐生先輩がニヤニヤ笑っているのを見て、
口を閉じた。
それをみた桐生先輩は口を開いた。

「デートのときは、の続きは?」

そう聞かれたから・・・私はまた重たい口を開いた。

それから、蓮の話をたくさんした!

私は、また笑いながら蓮の話をできるようになるなんて
思いもしなかった!


「蓮は優しかったんだよ~。
かっこよかったし~!」

それから、私たちは蓮の話をしながら帰った!
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