どこかで誰かが…
「幼なじみってさ、一緒に遊んで、お風呂に入って、寄り添って寝てるイメージない?」

「え?」

「そーゆーの全くないから!ましてや恋愛に発展するなんて、考えられないし!」

「…あはははは。やだ〜、佳菜子って面白いね〜!って言うか、漫画の見すぎ?」

「違うよ!清瀬が私を“幼なじみ”って説明するたび、いっつも皆に聞かれてたから…」

「ウケる〜!」

「…そう?」

「そーだよね。好きな人に勘違いされたら迷惑だもんね!」

「…」

「あれ?そんなことが、あったりして?」

「ないない!!」

「…」

「…やっぱり、そう思われてたと思う?」

「大丈夫だよ!(言っちゃ悪いけど、皆、佳菜子のことは、あんまり興味ないから…こんなに可愛い子なのにねぇ。)ま、深く考えすぎないの!」

「あ、ありがとう岡島さん。」

「やだなぁ、ゆっこって呼んでって!」

「…じゃあ、ゆっこ…ちゃん。」

「え…ま、いっか!」



こうして、チームメイトとしての二人の仲は、今までよりか深まったような気がしていた。



2年生になり、

ゆっこは清瀬とクラスが別れ、
高木と同じクラスに…

そして佳菜子は、吉田と望月と同じクラスになり、

阿部とクラスが別れた吉田は、
暇さえあれば阿部のクラスに行っていた。

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