ひとりじゃないから
「安藤、すき。ダメだ、俺抑えれねえ」
先生は、苦笑いを浮かべてまた椅子に座った。
さっきとは違って、項垂れるみたいに。
心臓が、ドキドキする。
とゆうことは、そうゆうこと?
「せんせ、」
「ごめんな。聞かなかった事にして?」
なんで?
あたしだって、今気付いたけど、スキなのに。
「許可証、な。今作るから悪いけどもうちょっとここ居てな」
そういって先生は、パソコンに向かった。
「せんせ、」
「いいから。今のは忘れろ。お前の負担になる」