白雪姫
始まり
何世紀頃の話だったでしょうか。



村の外れに女が住んでいました。

女は村の人々が羨む程美しかった。

そして、狩りに出ていた王は女に心底惚れてしまったそうな。

2人は男と女の関係になってしまった。

けれども、王は正妻が居る身。
正妻は側室とゆうモノをとことん嫌っていた。

王は女との関係をすぐに断ち切った。
女を愛していたが、正妻も愛していた故の決断だった。

しかし女は身ごもっていた事を王に知られてしまった。

王は喜び戸惑った
「この事実を妻になんと話せば良い?」

王には妻との間に子供は居ない。

王は決断をした
「赤子を産んではくれぬか?」

女は言った
「喜んで」と……。

その後、女は赤子を産んだ。
赤子は女そっくりの女の子。
女は自分の首にかけていたネックレスを赤子に譲り渡した。


[赤子を産んだ]と知らせの来た王は赤子を養子にと、一歩も譲らない女から力づくで奪い、
女は夜な夜な泣き、いつしか流行病で亡くなったとゅう。

そして赤子は王と正妻の間で育った。

 愛されずに……
 ただの人形として…
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