幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



悪い方向にしか考えられなくて気が向かないまま
着替えを済ませ、リビングに足を向けた…













―――――――――――
―――――――――
―――――――



「よっ!!良く眠れたか?」

「裕也!?なんで?なんで、うちにいるの!?」



ホットミルクを飲む、裕也と櫟玻とお母さんは
“待ってました”と言わんばかりに呆れた様子…



「だから、彼氏が来てるわよって言ったじゃない
全く水臭いわよ?
母親にも彼氏のこと教えないんだもん」

「えっ?彼氏って裕也のこと?」

「俺が彼氏っ!?」

「そーです、おばさん裕也と愛結は付き合って2週間でまだまだ初々しいから自分たちからじゃ、言い出せないんじゃないかって思って」

「櫟玻くんが教えてくれなかったら、
何も解らなかった、ありがと」



なんて話しになっていて裕也も、わたしも驚きが
隠せず言葉を失った…



「櫟玻くんが連れてきてくれなかったら、
いつ頃報告されてたか解らないわね」

「シャイっすからしょうがないっすよ」



―2人で勝手なことばっか言ってるし、
裕也とわたしが付き合うなんて一度も言ったことないじゃん!!――



裕也はどんな顔をしてるのか気になってチラっと
見ると…



「…っ/////」

「裕也、顔真っ赤だよ!」

「み、見るな、見るなよ愛結はあっちみてろ!!」



手で顔を隠す裕也の耳も真っ赤で、
意識しちゃったせいか心臓が音を立てて鳴り出した…





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