幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



でも、怖くてなかなか 寝付くことが出来ない…
布団を頭まで被り目をギュッと閉じても
脳裏に映るのは裕也と手を繋いでるあの写メ…


送ってきた人はわたしのアドレスを知っている人



―その人はわたしが知ってる人なの…?――



と、疑いたくもないけど頭の中ではアドレスを
教えた人の名前が次から出ては消え出ては消えを繰り返す…













そのうちに睡魔が襲ってきて、そのまま身を任せ眠りについた…




――チュンチュン―



「愛結、朝よ~ほらほら、起きなさい
彼氏が迎えに来てくれてるわよ~?」



鳥の囀りにお母さんの意味の解らない言葉に目が覚めた…

漸く眠れたと思ったらもう朝になって起こされる…
それに…



「彼氏ってなに?そんな人いないよ…?」

「もう、隠さなくてもいいでしょ?
櫟玻くんも来てるし、早くリビングに来なさいね」



お母さんの言葉に余計に頭の中が混乱する…

―彼氏って誰…?
もしかして昨日、写メを送ってきた人…?
櫟玻もいるってことは違う…?――





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