幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
「漓維、勝手に決めちゃったけどいいかしら?」
「もちろん、
口出し手出しの時は参戦させてもらうけどね」
と、漓維さんはいつもの様にニッコリと微笑んだ
「さぁ、出ましょうか」
「あっ゛…」
「2人共どうかしたの?」
「賢たち玄関に放置したままだ…」
俺が言った瞬間、母さんも漓維さんも慌てて客間を飛び出していった…
「ぷっ…」
「ふふっ…」
「マジでビビったよ、俺」
「えっ?なにが?」
「慄梛と漓維さんって
あんなに言い合ってるの初めてみたからさ」
「わたしも初めて言い合ったよ
それに、初めて叩かれたからびっくりしちゃった」
「あれには俺もびっくりした、止めようにも迫力的に止められないし」
と、慄梛の頬に触れる
「磨梛抖の手温かいね…」
「…慄梛のほうだろ」
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