幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
一気に足の力が抜けて床に座り込む
「……っ、最低な奴ら…
慄梛、あんなのは気にしちゃダメだよ?」
「うん、大丈夫だよ、ありがと…」
瑞梨が側に来てくれて背中を優しくトントンと叩いてくれる横でお母さんと美愛さんが玄関に塩を撒きに行って
「慄梛、晩ご飯作るの手伝って」
「はぁい」
お母さんに呼ばれてキッチンに行くと
お母さんと美愛さんが料理のした準備の最中
「手伝ってもらえる?」
「うん、なにを作るの?」
「カレーとハンバーグを作ろうと思ってるの」
「解った」
まだ切り終えてない野菜を切ろうとすると…
「さっきは叩いたりしてごめんなさい
痛かったでしょ…」
わたしの左頬に手を当てお母さんは目に涙を溜めて謝る…
「痛くなかったよ?
だから気にしなくて大丈夫だよ?」
「慄梛…」
「ふふっ、漓維たらずっと気にしてたのよ、
それなら初めから叩かなきゃいいのにね」
「もう、美愛そんなことまで言わなくても」
「慄梛♪」
「瑞梨、愛結ちゃん座ってて?」
「いーのいーの」
ドアのところで2人共お母さんと美愛さんをみて…
「わたしたちも、あんな風な大人になりたいね」
「うらやましいな…」
「愛結ちゃんもずっと友達だよ?」
「そうだよ、ずっと友達
さぁ、何を作るの?手伝うよ」
「カレーとハンバーグ作ってるの」
「じゃ、ちゃっちゃっと作っちゃお!」
と、3人で作業に取りかかった
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