幼なじみ君と  幼なじみちゃん♪



「慄梛、一体、君はなにをしてるのかな?」

「…た、撻………」



慄梛ちゃんが言葉を止めた理由がはっきり解った…
コイツが俺の後ろに居たからだ…



「さぁ、そんなところにいないで帰るよ?」

「おい、今日「そうだね、賢くん、瑞梨にあとで連絡するからって伝えてくれる?じゃ、バイバイ」



って、慄梛ちゃんは間伐と去っていった…



磨梛抖も言っていた…

“とりあえずは逆らわないつもりだ”

って…

瑞梨が来ない間、磨梛抖との電話の会話を思い返していた…


―――――――――――
―――――――――
―――――――


慄梛ちゃんの家でご飯をご馳走になった日から数日が過ぎた頃だった…


最近、磨梛抖たちは一緒に登校しなくなっていた…
しかも、磨梛抖は家にも帰ってないらしく学校も遅刻してきたりでろくに会話も出来てない…


―まぁ、心配しても仕方ないんだけどな――


と、考えつつ部屋で雑誌を読んでると
磨梛抖から電話があった



『もしもし、賢か?』

「あぁ、どうした?
電話なんか珍しくね?」

『学校じゃ話せねぇーし
賢には話しておきてぇーことなんだけど…』

「なんだよ?遠慮しねぇーで言えよ」



自分から電話してきたのに中々口を開こうとしない





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