幼なじみ君と 幼なじみちゃん♪
「魚糠、さん…なんで、解らないの…?
魚糠さんに、“間違ってる”って、気付いて…
欲しい…から…言って…くれてるのに」
慄梛は泣きながら伝える
「慄梛、帰ろうコイツになに言っても伝わらない」
俺は思わず止めに入り慄梛をおぶり屋上を後にすることにした…
「慄梛ちゃん、平気?」
賢の言葉に慄梛は頷く
「賢、俺の荷物とか頼んで良い?」
「任せろ!慄梛ちゃんの分も持って行くから」
快く引き受けてくれた
そして、櫟玻のお姉さんは魚糠のことは任せてと言い、慄梛のことを頼まれた…
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校門のところまで行くと間伐が立っていた…
「あれ?
なんで女子校から槻沛くんと神碕くん達が出てくるの?」
「関係ねぇーだろ」
「俺は慄梛を待ってたんだよね
だけどなんで君の背中に慄梛がいるの?」
「慄梛がどんな目にあってたかも知らずに
彼氏だのなんのってうぜぇーんだよ
今後もう二度と慄梛の彼氏面すんな
もう、行こうぜ」
言いたいことだけ伝えそのまま歩きだした
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