ずっと前から好きだった
1日だけの
甘い時間
がちゃっ
「ただいま~」
玄関から二人の声がした。
慌てて私達は離れた。
「あれ、華奈子ちゃん
まだいたのねぇ。
邪魔しちゃったかしら」
「い、いえ…
洗い物してたんで」
「あら、いいのに!!
私がやっとくわよ?」
そんなやりとりをしている間に
真は不機嫌そうにソファーに
もたれ掛かりながら
テレビを見ていた。
「私そろそろ帰りますね」
「そうなの?
またいらっしゃいね」
「はい。
夜遅くまでお邪魔しました」
「送ってく」
玄関へ向かう私の横に
すぐさま真は来てくれた
「ありがとう」
もう少しだけ
二人の時間を...