イジワルな君




お父さんは悪びれもなくけろっとした顔で言う。





いいわけないじゃん!!!





私だって相手くらい自分で決めたいよ…!!





「だからって…!!「お話し中失礼します。」





お父さんと言い合っていると誰かが私の言葉を遮った。





声のした方を見ると遮ったのは20代くらいの人確か…優斗さんだっけ?その人だった。





「どうしたんだね、優斗くん。」





「あの、娘さんも今すぐ結婚しろって言われても困りますし、考える時間も必要だと思うのでお試し期間を設けてみてはどうでしょう?」





お試し期間…?





「とは言いましても婚約はします。そこから1ヶ月一緒に暮らしてみて、から今後のことをもう一度考えていただいてそれでも結婚したくない気持ちがあるならすぐに婚約は破棄します。それでどうでしょうか?」





そう言うと優斗さんは私を見てくる。





え?!待って!この人と婚約するのは決まってるの?!?!





ってか!好きでもない人と一緒に住むなんて…私には無理…





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