超モテ子の秘密
車が通るから少し見えにくいけど、中の様子はよくうかがえた。
和也君はグローブを棚から取っては着け、外してはまた取りという行動を繰り返している。
あれもこれもと気になってしょうがない子供みたい。
将太とは違うけど、弟って感じだなぁ。
私はクスッと笑い、そんなことを考える。
信号は青に変わり、私は道を渡り始めた。
すると、和也君が私に気付いたらしく、店の中から手を振ってくれた。
私も軽く手を振り返し、足を早め、店の中へと入る。
「お待たせ〜。ごめんね。」
私はそう言いながら、和也君に駆け寄った。