超モテ子の秘密
「いえ、大丈夫でしたか?」
和也君はグローブをはめたまま、ニコッと笑い私に聞いてきた。
「…あ、うん。大丈夫だよ。」
まぁ、大丈夫だけど…。
和也君、自分が女子から人気あるとか分かってないみたいだね。
あの子はかなり和也君のこと好きだと思うし。
誤解がちゃんと解けてたらいいんだけど…。
「あっ、グローブ選んでみたんですけど、これあたりどうっすかね?」
和也君ははめていたグローブをはずして手に持ち、もう片方の手で棚からグローブを一つ取って、私に2つのグローブを勧めてくれた。
片方は茶色で、もう片方は黒だった。
「ありがとう。」
私は手に取ってみる。
一応、お金は2万円持ってきた。確かめてみれば、どちらも予算内。
「どっちがいいかな?」
グローブのことよく分かんないし、どっちがいいんだろ?