超モテ子の秘密
「はぁ~、帰っちゃったのかと思ったよぉ。」
私はため息混じりに言葉を返した。
本気でこの間みたいに帰ったんだと思ったんだから!
「すみません…。あの、ジュース買ってきたんで、あの公園で飲みませんか?」
和也君は申し訳なさそうな顔をしながら、
道を渡った少し先を右に曲がったところにある公園を指さして言った。
「えっ、でも、今日は私がお願いして付き合ってもらったのに、おごってもらうなんて…。」
私は遠慮して一歩引く。
「いいんですって!ほら、信号青になりましたから行きますよ。」
和也君はそう言ってどんどん先に行ってしまう。
私は仕方なく、その後を小走りで追いかけた。