超モテ子の秘密


今日は将太の誕生日。



「さやかちゃん、もうあがっていいよ。あとはやっておくから。」



そう、今は渡辺書店でバイト中。



渡辺さんは奥の部屋から出てきて、やさしくそう言ってくれた。



腕時計を見ると、閉店時間の1時間前である6時をさしている。



「そんな、1時間も早くあがらせてもらうなんて…!いいですよ。」


両手を振って、遠慮した。


実はこの間、弟の誕生日は少し早く帰ってもいいか聞いたら、快くOKしてくれたのだ。



だからって、1時間も早くあがるのは申し訳なくて…。



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