超モテ子の秘密
私は自転車をこぎ、将太の待っている家へと急ぐ。
どうせ、早く帰ったら帰ったで、
将太には「普通でいいのに!」とか言われるんだろうけど…。
でも、渡辺さんがそう言ってくれたし、誕生日ぐらいはね。
すると私の視界に、いつもの小さなケーキ屋が入ってきた。
あっ、ケーキ買わなくちゃね!!
私はそのケーキ屋に自転車をとめ、中に入る。
「いらっしゃいませ。」
私はショーケースに入った沢山のケーキを見た。
ついワンホールのケーキに目がいく。
誕生日の日には家族四人で食べたなぁ…。
思い出が少し蘇る。
でも、2人じゃ大きすぎだね。
そうして、私は苺のショートケーキを2個買って、帰ることにした。