超モテ子の秘密
「将太~、ただいま~。」
いつものように返事はなく、私が中に入るとテレビを見ている将太の姿があった。
「何で今日早いの?」
将太は私の方に振り返りもせず、無愛想に問いかけてくる。
いつもより機嫌悪い…?
あぁ、いつもこのくらいだっけ?
「今日は将太の誕生日だからね!
今夕飯作るから待ってて。」
私は台所に向かい、冷蔵庫にケーキをしまいながら言った。
「普通でいいのに!」
将太のちょっと怒ったような声がかえってくる。
予想通りの答えで、ちょっとふきそうになった。
やっぱいつもの将太だよね。
「誕生日ぐらいいいでしょ。」
私は将太に笑ってそう言い、作って保存しておいた将太の大好きなハンバーグを出し、夕飯を作り始めた。