超モテ子の秘密
「じゃ、アイスでも持ってきてよ。ゲーム中断できないからさ。」
ぎくっ!!
私は一瞬固まる。
何で将太は私の行動がわかるのっ!?
将太、恐るべし!
「はいはい、わかったよ。」
私はため息まじりに答えて、キッチンに向かった。
今、うちには私と将太しかいない。
お父さんは仕事だし、お母さんは夕飯の材料を買いに行ってる。
ふと、玄関の方に目をやると、郵便が届いていた。
なんだろ?
私は玄関に行き、その一通の封筒を手に取る。
見てみると、観光会社から私宛てに届いたものだった。