超モテ子の秘密


私達4人は病院に到着し、治療室の前のベンチに座って待っていた。


まだそんなに時間は経っていないはずなのに、時がとても長く感じられる。


私は不安に押し潰されそうだった。


ただ待っている間ずっと、手を合わせ祈っていた。


―――神様、どうかお父さんもお母さんも助けてください―――。



「終わったみたいだぞ!」


おじさんの声で前を見ると、扉が開き先生が出てくるところだったのだ。


私は一目散に駆け寄った。

「先生!父と母は!?」


無事を強く祈りながら、真剣に聞いた。



だけど、

先生の答えは

私達の願いを、

希望を、


消し去るものだった…。


「…最善を尽くしたのですが、たった今死亡を確認しました。中へどうぞ。」



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