超モテ子の秘密
私は息を呑んだ。
………………お父さんとお母さんが………死んだ?
嘘だよね…?
「…そんなっ!」
私は信じられず、走って中へ入りお父さんとお母さんの元へ向かった。
でも、そこには傷を負い動かなくなった両親が横たわっていた。
「お父さん!お母さん!返事して。」
順番に2人の肩を揺すったけど、返事はない。
私はその場に崩れた。
―――目を覚ましてよ。
今朝の写メに写った2人はあんなに笑顔だったのに…、…信じられないよ。
私の耳には将太の泣きじゃくる声が聞こえてきた。
でも、私は泣けなかったんだ。
悲しくて、胸は苦しいのに…
まるで、泣き方を忘れてしまったみたいだった。
あとになって思えば、この時の私は両親の死を受け入れることができてなかったんだと思う。
私より将太の方がよっぽど理解できてたんだ。