超モテ子の秘密


私は和也君と別れて、教室に向かう。



明日はいつもより頑張ってお弁当作るか!



教室のドアを開けると、

理香が飛びついてきた。


「どうしたの、理香!?」


「それはこっちのセリフだってば!!」


理香はかなり興奮していて、私の肩をぐらぐら揺らす。


「だって、私はお邪魔かなと思って。

話しできた?」


私は理香を引き離しながら、笑って聞いた。


「いっぱいいっぱいだったんだから!

そんな会話なんて!」


「せっかく二人にしたのにぃ。」


もう理香はいつもこうなんだから~。


「そういえば、さやかどこ行ってたの?

用事なんてないでしょう?」



< 74 / 461 >

この作品をシェア

pagetop