瑠璃色Berryz
機巧魔神が入ってそうなトランクだった。
「このトランク見てるとしたくなることがあるんだ~。」
そーゆーと杏香ちゃんはどこから出したのか拳銃をトランクに向けそして発砲した。
パンッ
にゃわー!!銃弾は跳弾し私のすぐ横を通り過ぎた。もしかしたら死んでたかも。
ぺたん
今の恵里菜で腰が抜けちゃった。
「チールミス。今までいろんな戦いをくぐり抜けてきたのに。今ので腰抜かしてどーすんのさ。」
ルフまでチルミス!?けどそれより。いいルフ、確かに私は6度の戦いを終戦に導いた英雄の1人だよ?けど英雄の前に女の子だから。腰抜かすよ。フツーに。
「杏香ちゃ~ん今の恵里菜はないよ~(泣)」
「にひっメンゴメンゴ。けどさ~、あのデザインのトランクにまず発砲ってのはアスラクラインファンならお約束じゃん。」
それフツーにないから。
「じゃ、開けますわよっと。」
ズガァッ
!!!
それ開けるじゃなくて脚で壊すだよ。
「てゆーかプリシッじゃなくてヤマネッラちゃんってただのキックで大きな隕石も壊せる人?」
「なんで知ってますの?まさかのぞきでもしてるのかしら。」
なんてキック力。そーいえばこないだプリシッラちゃんたちとテキサスに行ったことあるけど、テキサスに落ちそうな大きな隕石をただのキックで粉々にしてたっけ。あの細身のどこからあれほどのパワーが。
トランクの中の水着を手に着替えに行こう。てゆーか不思議の国って超次元すぎる。


「おまたせ。」
「うん。似合ってるね。」
水着着るの久しぶりかも。
「てゆうか、ちるみどうしましたの?なんかキョロキョロして。」
「メッサーさん達がいないかどうか気になって。」
メッサーさん達がいたら正直困る。作者でも描けない水着姿(薄着とか水着とかみたいな身体の線がモロに出るのって変に恥ずかしくて描けないとか)見られるの困るし。こーゆーとこは年頃の女の子っぽいかな。それにここのメッサーさんと言えば胸の厚みにウルサイちくわ的生命体だから私にサンドリヨンちゃん見て渚のツインチョモランマ×2とか言いそうだし。妹相手にそれ言わないのが地味に救い。
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