ぽっちゃり彼女


《雪斗Side》





まだ、愛稀の返事
聞いてねぇ…




のに




キスしたし…










俺って…馬鹿?


いや、馬鹿じゃねぇ

好きな女にキス
してぇって思うのは普通だ











「仲原さん、今妄想してたでしょ(笑)」





ソファーに座りながら
ニコニコ俺を見る愛稀の
マヌケな台詞で我に返った





「は?愛稀じゃねんだから、んな事しねぇよ(笑)」



「ひどいっ∑!!」



「あ、愛稀オレンジでいんだろ?」




「わ〜スルー!!!…オレンジでいいです……」





「……(笑)」






愛稀といると本当に
楽しいと思える


愛稀の


言葉が
表情が
声が






好きと言う気持ちを
強くさせる



ぶっちゃけ
こんな気持ちは
初めてなんす(笑)












「はいどーぞ」




「オレンジ〜っ♪ありがとう仲原さん♪」











…………………。






仲原 さんって…。

ただでさえちょっと
年の差気にしてんのに
さんってつけられるとなぁ

しかも彼氏にさん付けは
おかしいな。うん









「愛稀〜雪斗って呼んでみ」



「え"っ??!」




え" じゃねぇよ(笑)



「仲原さんは…もうやめねぇか?彼氏…なんだぞ(笑)」


自分で彼氏つって
恥ずかしかった…

キモッ自分!!∑












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