新アニオタ王子



ENDって…



こんな終わり方できるわけないでしょ‼

なんだこの純粋な終わりかた。


プラトニックにもほどがある!



こんなんで満足できるほどあたし、可愛い女じゃない。


あたし

仮にも恋人クラブで働いてたのよ

しかもNo.1。



こんな美少女と二人きりなのに…

なんであんたはマホリンに釘づけなのよ‼


怒りを丸出しにして岡本の横顔を睨みつける。


殺気に気付いたのか

青ざめた表情をしながら彼がゆっくり振り向く。



「ど、どうしたの?マユちゃん」

「どうしたの?じゃないっ!」

「あたしが目の前にいるのに

なんであんたはアニメのキャラに夢中なのよ?」

「えっ?

だって、これ新作だよ?」

驚きと戸惑いを隠せない様子でテレビを指さした。


「あたしが、マホリンの新作を喜ぶとでも?」

「えっ…?

普通、喜ぶよね?」


普通?

普通って…?

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