俺様☆姫様★王子様 2 【完】
「どういう…」
「宇都宮から聞いたんだろ?」
やっぱりわかってたんだ。
何を話していたか。
「情けねぇけど、事実だ」
全部……本当だったんだ。
またショックを受けるあたし。
なんで?聞きたくない。
本人の口からなんて。
あたしも同じだって思い知らされるようなもんじゃない。
そんなの、堪えられるわけないよ。
だけど、更に苦しそうな表情を見せる蓮は、止めてはくれない。
「……でも「もういい」
自分で無理矢理遮る。
だって聞きたくないんだもん。
「ほんと……もう、いいから」
こんなとこまできて、わざわざ自分の立場を教えてくれなくたっていい。
大丈夫。
蓮に迷惑かけないから。
好きな気持ちは直ぐに消えてくれないけど、迷惑かけるようなことしないから。
だから今は泣かないよ?
込み上げてくる”ナニか”を必死で抑え込んだ。