アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「ドキドキした~
めっちゃキレイなおかあさん~」



「実は昔 ミスコンで最終審査に
残ったらしいよ。」



階段をさがす私の
目のまえにエレベーターが・・・




「エ…エレベーター?」



「そうだよ~上へまいります~」


甲斐は三階のボタンを押した。


「すごすぎるわ・・・・」


三階のフロアーには大きな絵が飾っている。


「うわ~高そうな絵・・・・」

甲斐が笑った。


「これ俺が書いたんだよ」



「え~そうなの!?」


まるでマンションの玄関みたいな
部屋のドアを開ける。


グランドピアノがバ~ンと
目の前に飛び込んでくる。


「キャ~もう何回驚いたかしら」



広い
ここがまるで一つの家だった。
甲斐はとんでもない
おぼっちゃまなんだってわかった。


座って


大きなソファーに私を座らせた。
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