アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「ごめんなさい。
私が恭平をメグちゃんに預けて
新婚気分を味わってたから
罰があたったのね………」



「罰?そうか?
俺は恭平を本当の息子にできるって
プレゼントみたいだよ。
やっぱりさ恭平だって
本当のおとうさんを恋しがってるから
俺とはなかなか距離は
縮まらないけど
メグの夫になれば話しは変わってくるよ。」


「あなたったら・・・」


「メグはいい娘だよ。
我慢強いし前向きだし
たださびしがり屋で流されやすいとこは
あるかもしれないけど……」


「わかってるわ。
メグちゃんが素敵な子なくらい…」


「もしも…二人がまた
真剣に俺達に話しをしてきたら
また考えよう。
恭平がいなくなったって俺がいるだろ?」


「何いってんだか・・・
早く帰ってきて
寂しくて眠れないんだから…」


「うれしいな~
俺 奈々と結婚して幸せだよ。
奈々と恭平と家族になれて
感謝してるよ。」



「やだわ・・・顔見ていってよ~」



「言えるわけないだろ?
でも…本当に奈々に会えてよかった。
俺の人生に光を与えてくれて
ありがとう・・・・。
これからも一緒にいてください…」




「こちらこそ……
一生私を守ってください。
約束よ!!」



「たとえそばにいなくたって
俺はいつでも奈々とずっと一緒だよ。
だからいつも笑顔でいてください。
約束だぞ。」


二人は約束をして
電話を切ったんだって・・・・・。
< 662 / 668 >

この作品をシェア

pagetop