アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
恭平が最後のカツを私の口に
運んだ。



「え・・・?」


いきなりの行動で私は
口を開いて
カツをもごもご食べた。



「ごめんラーメンはないわ。」



「いいよ俺はもう腹一杯~」


そう言うとお湯がなみなみの
風呂を見に行って


「恵美さんお先にどうぞ~」

と言った。



「ありがとう・・・」

なんだかカツをもらっただけなのに
ドキドキしてる。


 私は姉よ!!

二人っきりの夜を過ごすことを
考えると少し
興奮する私だった。




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