みつあみ少女にティアラを乗せて ж2部
…どうしよう。
この、身勝手お嬢様。
「ねえ、くれるでしょう?紡郎で駄目ならいくらでも払うわ」
「……そういう問題じゃ」
「駄目なの?あなたケチなの?」
依鶴は あおいを睨んだ。
あおいは目を逸らした。
藤咲さんだけは 渡したくないよ。
こんな人なんかに 渡せるもんか。
「依鶴さんは松永さんが好きなんでしょう?」
依鶴の目が一段と大きくなる。
「好きよ。だけど今はあの執事が欲しいの」
いらなくなったら
捨てればいい
飽きたら
ほかのに移ればいい
言うこと 注文 命令
なんでも通ってしまうお嬢様はきっとそれが当たり前だから。