みつあみ少女にティアラを乗せて ж2部


「わーっ!いいなあ!凄い凄い!」


久しぶりに会った綾は、初めてみる色んなものに夢中になって、はしゃいでいた。

綾…、まったく引いてない。

あおいも、久しぶりの再会と、そんな綾がとっても嬉しかった。

だけど、胸はずっとドキドキしていた。


お母さんは、綾のお母さんとコーヒーを手におしゃべりしている。


そしてもうひとりの来客――池野くんは……


「…ねえ綾、池野くんひとりできたの?」

「え?うん、だってあたしが誘ったんだもん」


池野くんが、廊下にかざってあるアートちっくなオブジェを眺めている隙に、あおいはこっそりたずねた。

「もー、余計なことしないでよ…」

「あおい、家にオトコつれてくんの初めてね!」

綾はニタニタしながら肘でこずいた。

「なっ!」

「あはっ、あおい赤くなってる~!」

「ちょ、やめてよー!」


あおいは口元を覆いながら綾を叩いた。


「なあ、平野」

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