幕末〓冷血の鬼

高杉side

土方の小姓。


龍馬と桂から話は聞いていた。


龍馬の話を笑わず真剣に聞き、池田屋の時は1人で走って来たそうだ。


どんな女かと、ずっと一回は会ってみてえと思っていたが恋花は思っていたより、良い女だった。


俺が顔に触れただけで平手打ちをし、俺を真っ直ぐに見据えやがった。


寺田屋に言ってからも思った事は直ぐに言う真っ直ぐな女。


龍馬が気に入る理由もわかる。


こんなに真っ直ぐな女に俺は会った事がねえ。


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