幕末〓冷血の鬼
そして3日後ついについに薩摩と幕府の戦の火蓋が切って落とされた。


薩摩の兵器は優れており、抜刀隊として先頭をきっていた永倉達は惨烈な状態となっていた。


「チッ…薩摩の野郎共外国の銃を使ってやがる。」


俺の隣にいた原田は舌打ちをし、薩摩の野郎共が持っている銃をじっと見ていた。


薩摩の銃は乱射が可能で、暇なく銃弾が飛んでくる。


それに比べ幕府は火縄銃が多く操作に時間がかかりすぐには撃てない。


俺は、立ち上がり斬り込もうとすると原田は慌てて俺の腕を掴んだ。


「土方さん!あんた死ぬ気か?あんたが弾に当たっちまったら新選組はどうなっちまうんだよ?」


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