幕末〓冷血の鬼
「副長、局長がいない今貴方が新選組の頭です。」


「ああ。」


「ですから貴方は局長のようにドッシリと構えてて下さい。新選組の為にと死に急ぐような真似だけはしないと約束してください。」


斎藤はそう言って俺の目を真っ直ぐに見た。


「死なねえよ。俺はまだ死ぬわけにはいかねえからな。」


「その言葉を聞けて安心しました。失礼します。」


斎藤はそう言って頭を下げると部屋に戻ってしまった。


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