幕末〓冷血の鬼
「恋花、いるか?」


「はい。居ますよ。」


俺が声をかけると、恋花は襖を開けた。


「どうしたんですか?」


「付き合ってほしい所がある。一緒に来てくれ。」


「わかりました。」


恋花は、そう言うと慌てて出掛ける用意をした。


「それで、何処に行くんですか?」


「墓参りだ。」


「墓参り……。」


「付いて来ればわかる。行くぞ。」


俺がそう言うと恋花は、トコトコと付いて来た。


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