裸足で君と。
そのまま居間にある、ふかふかのソファーに横になると、私は依の匂いに包まれながらゆっくりと目を閉じた。






ゆさゆさ
ゆさゆさ
ゆさゆさーーーガツン!!


私は激しい衝撃で起きた。いや、起こされた。
痛みに眉をよせつつ目をあければ、

『おはよ』

依が悪びれもせず見下ろしていた。


あえて返事をせず起き上がる。

そして返事代わりに脇腹に蹴りをいれた。
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