裸足で君と。
『春ー、帰らないでいいのー?』

依の唯一の欠点が、生活能力に欠けているところだ。
だから週2くらいで掃除洗濯料理をしにきたりする。


それで今は夕食たべてちび●る子ちゃん見ながらまったりタイム。

「んー、今日お母さんいないし泊まろっかなー」


いい?、というように尋ねる私の目は震えてないだろうか。

いつからだかこういうと依は少し寂しく微笑んで頷く様になった。


いつ。なんて曖昧に移り変わった訳じゃない。


あの日から。
依と私の関係が変わったあの日から。
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