神様は知っている
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『ねぇ。純平。』
『何?』
『手、繋いでもいい?』
時は、中学3年の2月………………
進学する高所も決まって。やっと一安心したところだ
『……あ。うん…いいけど……』
『やった!』
純平は少し恥じらいながらも、佳奈の手を握った
佳奈はそれを見て。嬉しそうに笑った
でも、
その笑顔を見た純平は……辛そうな笑顔を返すだけ
『……純平?』
『………………』
『どうしたの?早く帰ろうよ』
『ごめん……やっぱり離して』
『え、でも……さっき繋いだばっか…………』
『いいから離せ!!』
純平は突然怒鳴った。
佳奈はビクッと肩を震わせ、ゆっくりと手を離した
『…………悪いけど、好きな奴居るから』
『…………!』
『あんま馴れ馴れしくすんなよ……』
……何で、好きな奴を突き放したのか…
分からないまま、純平は早足でその場を去った。